会ったことない人を描く

2015.02.15 日曜日 21:05

先日、依頼を受けてからかなり時間が経ってしまったが
一枚の肖像画が完成した。
依頼者といっても私の母からで、
母の叔母、私からすれば大叔母がモチーフだ。
 
偶然にも今年大叔母が80歳になったので
本人に贈るいい口実になった。
 
大叔母は容姿端麗で東京育ち。
田舎暮らしの母にとって憧れの存在だったようだ。
そのころの写真をもとに肖像画にした。
 
それに私は本人に会った記憶がない。
4~50年前の白黒写真から母の想いや本人の人柄を想像しならが
色をのせる作業はとても楽しかった。
この絵をきっかけに是非会ってみたい。
 
 
150126完成
 

パステル P20 530×727

鉄道のまち、国立

2015.02.10 火曜日 0:28

先日、中央線の国立にお邪魔する機会があった。
用事を済ませたあと少々距離があったが駅まで歩いてみた。
まず、地図を見ると「鉄道総合技術研究所」の文字を見つける。
なんとなく匂うので行った見た。
 
その研究所の近くに突然、退役した0系新幹線が鎮座していた。
これで寄り道した甲斐があったというものだ。
 
2015-02-08 10.16.19
 
その近くが研究所の正面玄関だ。
広大な敷地に年季のはいった建物があった。
あとで調べても設計者は分からなかったが昭和30年代の建物で
かなりきれいなデザインだ。横のラインがのびのびしている。
 
2015-02-08 10.17.30
 
ただ、日曜日だったこともあるが何となく活気がない。
敷地内に線路や格納倉庫などがあるが長年更新されていないようだ。
地図を見ると中央線本線から引込線があって
電車を整備点検する施設かと想像して敷地周辺を廻ってみた。
すると、あるはずの中央線からの引込線がすでに廃止されていて
遊歩道への整備工事中だった。
 
2015-02-08 11.26.04
 
研究所の整備点検はもちろん、何らかの技術試験成果が本線に
反映されることはないということだろう。
何となく国立の歴史のひとつに触れることができたように思う。
 
そんなことを考えているうちに雨が降ってきた。
活気がある国立駅に向かおう。

エイ!エイ!エイ!

2015.02.06 金曜日 9:51

先月中旬、よく晴れた日地鎮祭が行われた。
笹塚の家がようやく着工にこぎつけられた。
 
設計者の立場で参加したのだが
地鎮祭の式次第のなかで、設計者の一番の見せ場、
そう、「草刈り初めの儀」だ。
 
今回もセンエツながら私が担当させていただいた。
盛砂に刺さった笹を片手で持ち
「エイ!エイ!エイ!」と
大きな掛け声とともに鎌を振り上げた。
何回経験しても緊張する。
滞りなく地鎮祭は終わった。
寒かったがとてもいい式だった。

 
 

地鎮祭

 

ところでその「エイ!エイ!エイ!」だが、
漢字にすると「栄、栄、栄」らしい。
繁栄を祈願していると思えば
確かに元気よく大声のほうがご利益が
あるような気がする。
次はもっと気合を入れよう。

小平には巨木

2015.01.21 水曜日 10:54

先日、小平に行く機会があり、少し回りを歩いた。

駅から小平霊園までの並木道には古い建物があったり雰囲気のあるまちだ。

IMG_2560

目的地まで住宅街をうろうろしたら、

いたるところにポツッと巨木が生えている。

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線路沿いに遊歩道があって常緑樹が生い茂り、

途中にあじざい公園がある。今の季節は殺風景だが、松の高木が

にょきにょき生えていて、あじさいが無いことで一層にょきにょき感が

強調されていた。

IMG_2571

そんな小平散歩だった。

ホドラー展

2015.01.06 火曜日 0:44

このブログでは完全に個人的な趣味の日記も記録として書くつもりだ。よって、たまたま読んで下さった方には迷惑になるかもしれない。

 

さて、正月休み最終日に頭の体操とばかりに絵画鑑賞に行った。国立西洋美術館のホドラー展が目的だ。ダイナミックなタッチと色使いが独特でとても勉強になった。詳しい評論は専門家に任せるとして、もっとも印象に残った絵を紹介する。

 

「バラの中の死したヴァランティーヌ・ゴテ=ダレル」

 

ホドラーより20歳年下の妻が癌になり(病床中に出産もした)、若くして亡くなった亡骸を描いた絵である。一般的に人物を描く時は、喜怒哀楽などその瞬間の感情を描く、つまりあくまで生きている前提だが、ホドラーは死んでいる人、しかも最愛の妻を描いたのだ。

 

死者というモチーフを目の前にして絵を描く、そのときのシチュエーションは想像を絶する。しかも癌発症から日々衰えていく様を克明にスケッチしているのだ。そんなに大きな絵ではないのだが、圧倒的な存在感と説得力。鑑賞者のただただ絵の前で立ち尽くすのみ。

 

何かを表現し人のこころを動かすためには、命がけで取り組まなければならないということか。

 

IMG_2508

私による模写

 

気をとりなおして常設展へ。常設展は撮影可能だ。コルビュジェ建築を楽しみながらグルグル回った。中庭など立ち入り禁止エリアが多いのが残念。コルビュジェの絵も展示されている。自分が設計した美術館に自分の絵が飾れれる、そんな作家も珍しいだろう。

 

P1140477

 

そんな正月休みだった。

年賀状

2014.12.30 火曜日 18:09

先日ようやく年賀状デザインのスケッチを開始。
郵便局より元旦に届けるための期限をすでに過ぎての着手である。
羊はモチーフとして簡単かと楽観していたのだが、
デッザンしてみると単純なだけに意外に難しい。
それに羊のイメージカラーは白。
木版画が物理的に成立させることも考慮しなければならない。

 

兎にも角にも楽しめた。
完成品は後日報告する。

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未年、確か弟が年男。もうそんな歳になったのか、弟よ。

空の色

2014.12.10 水曜日 11:34

少し前に自宅近くの空がきれいだったのでスケッチしてみた。

青、緑、黄色、グレー、ベージュ、オレンジ・・・

さまざまな色を使わないと空にならないことにあらためて気づく。

逆に、それだけの色を受け入れる包容力があるとも思える。

IMG_1751.JPG

パステル 540×380

デッサン

2013.08.16 金曜日 0:18

ヌードデッサンにチャレンジした。

デッサンとはモチーフをできるだけ忠実に紙に書き写すことが完成形と思っていたが、

実はそうではないようだ。

モチーフの意味を解釈し、その解釈を見る者に伝える行為と考える。

まだまだ先は長いようだ。

P20号 パステル マーメイド紙

久しぶりに描いてみた

2013.05.14 火曜日 11:37

大変久しぶりに絵を描き始めた。
写真は大きさF30号のパネルに紙を貼ってパステルで描いた。

建築は設計図は書けても実際に造るのは職人さんだが、
当然ながら絵は最初から最後まで自分が作業する。
うまく言えないが、言い訳ができないのが絵であるように思う。

いわきの土蔵

2012.07.24 火曜日 0:06

久しぶりのブログ更新です。ご了承を。

約2年前、福島県いわき市の中心部の繁華街をぶらぶらしてたら、
意外に古い建物が多いことに気付き、何となく楽しくなって
写真をパシャパシャ撮った。土蔵が結構多くあった。
これはきちんと調べたら面白いかもと思っていたところに
震災が起きてしまった。

その後、いわきに行く機会が幾度かあって、ふと見渡してみると
それらの古い建物たちはなくなっていた。
自然災害とはいえ、悲しいかぎりだ。

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