鉄道のまち、国立

2015.02.10 火曜日 0:28

先日、中央線の国立にお邪魔する機会があった。
用事を済ませたあと少々距離があったが駅まで歩いてみた。
まず、地図を見ると「鉄道総合技術研究所」の文字を見つける。
なんとなく匂うので行った見た。
 
その研究所の近くに突然、退役した0系新幹線が鎮座していた。
これで寄り道した甲斐があったというものだ。
 
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その近くが研究所の正面玄関だ。
広大な敷地に年季のはいった建物があった。
あとで調べても設計者は分からなかったが昭和30年代の建物で
かなりきれいなデザインだ。横のラインがのびのびしている。
 
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ただ、日曜日だったこともあるが何となく活気がない。
敷地内に線路や格納倉庫などがあるが長年更新されていないようだ。
地図を見ると中央線本線から引込線があって
電車を整備点検する施設かと想像して敷地周辺を廻ってみた。
すると、あるはずの中央線からの引込線がすでに廃止されていて
遊歩道への整備工事中だった。
 
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研究所の整備点検はもちろん、何らかの技術試験成果が本線に
反映されることはないということだろう。
何となく国立の歴史のひとつに触れることができたように思う。
 
そんなことを考えているうちに雨が降ってきた。
活気がある国立駅に向かおう。

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