台湾の街並みの大きな特徴としてアーケードの存在がある。詳しくは分からないが建築する際の法律で設置が義務付けられているようで、通りに面したビルには必ず設けられている。
アーケードを形成するために1階部分の一部を独立柱によるピロティにするため、地震国でもある台湾でたびたび発生する大地震時にアーケードが要因になってビルが倒壊する報道を目にする。
でも、実際に訪れてみて多彩で有効な用途に驚いた。アーケードはあくまでその建物の敷地内、つまり私有地であり、シチュエーションによって使われ方が大きく違っていてその場所の個性が強く現れる。
それ以前に、台湾は亜熱帯なので雨期の台風や夏の日差しからも人通りを守る役割も大きい。不運にも私の旅行滞在期間中、台風直撃でずっと暴風雨だったのだがアーケードの下を雨宿りしながらなんとか旅行を楽しめた。
次回はアーケードの使われ方についてもう少し書きたいと思う。
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