この一年、大変嬉しいことに多くのプロジェクトに携わることができた。関係者の方々には感謝の気持ちしかなく、出会いも尊いものなった。毎日が目まぐるしく過ぎていき内容の濃い一年になったと思う。
5月という中途半端な時期に突然一年の総括のような話をするかというと、前回のBlogの更新がちょうど一年前の今日だったというなんとも恥ずかしい理由である。
Blogとは本来リアルタイムで進行している流れを報告するものだが、今後の投稿で、この一年で体験したことを少しづつ話したいと思うのでどうかお付き合いいただきたい。
特にこの数年は住宅以外のプロジェクトに携わることができた。正直初めての経験することもあり右往左往しながらの設計作業ではあったが、どのような施設でも人が使う器という意味での根本である「住宅」にいろいろな意味で行きつくことが分かると少し整理できた。
「設計者は住宅にはじまり住宅に終わる」と先輩建築家が言っていた気がするが、その意味が少しだけ分かった一年だったと思う。
建築の計画だけでなく施設のロゴデザインまで、お互いの想いを話し合い実現する作業に付き合っていただいた施主の方々に改めてお礼を申し上げたい。
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