昭島市で福祉施設計画がスタート。
駅から徒歩15分程度の畑が多く残る静かな住宅街の中にその敷地がある。障害者就労支援施設で、いろいろな作業やプログラムなど多様な用途が想定される。
工事進行中の幅員16mの道路に面し、それが完成すれば多くの人通りが予想される敷地で、施設をまちなみから引き離すことはせずに、作業の様子が何となく道路側に伝わるよう平面計画、外構計画を配慮した。

これは、施設の性格上、近隣とのつながりをなくす場合があるが、本計画は事業者の要望は地域とのつながりを積極的に持つことだった。

外観はまちなみのなかでなんとなく記憶に残る意匠を意識した。内部計画は施設利用者がふと休める場所で、かついつでも戻ることができる止まり木のような要素のある施設を目指す。


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