救世軍難民院 / Cité de Refuge de l’Armée du Salut

コルビュジエの建築。生活困難者のための宿泊施設だそうです。夕方に行ったので、人の出入りが多少ある感じと不思議な音楽が大音量でかかっていました。

色とりどりのブリーズ・ソレイユが並んでいて、とてもかわいらしい印象の建築。
ブリーズ・ソレイユといえば、マルセイユのユニテ・ダビタシオンなどコルビュジエ建築の特徴の一つでもあり、とてもデザインと機能性を兼ね備えたツールだと思います。
ただ、文献などによると元々この建築にブリーズ・ソレイユはなかったようです。二重窓や冷却装置など暑さ対策を考えて設計されていましたが、予算の関係上予定どおりのものには出来なくなってしまった。そのため、夏はとても暑くひどい環境となり、その後窓を開閉可能なもの変えたり、ブリーズ・ソレイユをつけたりと追加対応することとなったようです。

エントランスの導線も変わっている感じで、とても気になりました。見学はできるみたいな情報はどこかで見た気がしましたが、夕方すぎていたので外観だけ見学しました。
エントランスと反対側はドーロに面しているところが少なく、印象としてはナンジェセール・エ・コリ通りのアパートのような感じになっていました。

Architecutre Data

Country
France
City
Paris
Architect
Le Corbusier
Completion
1933
Address
12 Rue Cantagrel, 75013 ParisMap
Visit
2016/09/23

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