「チルチンびと」の冬号の建築家紹介ページに掲載されることになった。
地方で活躍する建築家というコーナーに白黒1ページに最近の竣工物件が紹介されている。
雑誌掲載は嬉しいような気恥ずかしいような、そんな感覚だ。
「チルチンびと」にちょっとだけ掲載!
2015.12.21 月曜日 23:18
松山のプロジェクト再開
2015.12.14 月曜日 20:32
年賀状の図案
2015.11.29 日曜日 23:09
「ゴエンのえ」
2015.11.22 日曜日 18:36
先週の木曜日(19日)に展示会が大成功のうちに終了しました。ご来場いただいた皆様ありがとうございました!
建築家集団若建による「くらし彩発見 建築家と工芸家のカタチ店」という展示会。建築家も値段を自分で設定して手作りのものを売ろうという企画で、失われた豊かなくらしとは何かを各々が考え提案しました。
今回、私が展示した作品はその名も「ゴエンのえ」。解体されゆく家といっしょに消えてしまう思い出をどうしたら残せるか考えました。
設計家業をしておりますと解体の工事現場に立ち会うことがあり、他人の家でも少し悲しい気持ちになります。思い出だけでも新しい家に持ち込めたらいいなという想いです。
もし、そのような状況にある方はご一報下さい。こころを込めて思い出を描かさせていただきます。ちなみに絵の値段は5,005円とか12,005円とかかならず5円玉(ご縁、ゴエン)をいただくことになっています。
展示会「くらし彩発見」
2015.10.31 土曜日 11:05
私が所属しています「建築家集団 若建」で展示会を行います。模型や図面の展示ではなく、値札をつけてその場で売れるものを考えた展示会です。
テーマは「くらし彩発見 建築家と工芸家のカタチ店」。失われた豊かなくらしを考え直そうということです。
私の作品は、家を建て替えるときに解体された家の一部(柱は床材など)に、庭に植わっていた花などの絵を描いて、それを思い出のオブジェとして新しい家に飾ってもらうという試みを展示します。小さな絵を十数点発表しようと思っています。
是非いらっしゃって下さい。お待ちしています。
「くらし彩発見 建築家と工芸家のカタチ店」
2015年11月14日(土)~19日(木)
オリエアートギャラリー
http://a-r-ch.com/wakaken/
木のキャンバス
2015.10.01 木曜日 11:25
「だんだんの家」完成しました!
2015.09.21 月曜日 20:23
柿ノ木ノ下 お披露目会
2015.09.10 木曜日 20:50
今週末、「柿ノ木ノ下」というギャラリーのお披露目会があります。築80年の古民家をリノベーションしました。所沢の高層マンション群の只中にポツンと建っています。私はペンキ塗りなどのDIYをお手伝いさせていただきました。
オーナーさんのご厚意で私の絵を数点置かせていただくことになりました。是非お立ち寄り下さい。
詳しくは・・・ 柿ノ木ノ下 お披露目会
文化への考え方
2015.07.08 水曜日 0:33
4月のフランス旅行の話をもう少ししたいと思う。
旅行の終盤、マルセイユとニースの中間あたりにあるル・トロネ修道院に行ってきた。12世紀に建設され、ル・コルビュジエがラ・トゥーレット修道院を設計する際に参考にしたと言われている、歴史的にも重要な建物だ。TGVが停まる駅からタクシーで1時間。
礼拝堂は、構造性質的に大きく開口がとれないが、その少ない窓を計算された位置に配され、余計な装飾もなく、美しく緊張感のある空間だ。ちょうど修道士が歌っていることに立ち会えたが幻想的な歌声に聞こえ音響も素晴らしい。
よく見ると壁の一部にフレスコ画が残っている。現状の石積がむき出しでもきれいだが、壁一面にフレスコ画が広がっていた建設当時の姿も美しかっただろう。
そんな修道院で少々驚いたのが、この文化的に重要な建物内にこどもたちの元気な声が聞こえてくることだ。修道院の一室を教室に改装して、歴史的建築の意味や構造をこどもたちに教育してる。アーチの作り方を教えるおもちゃが置いてあった。小さいころから高度なデザインを知ることができるのだ。
次の日に、シャガール美術館に立ち寄った。私が知る日本の美術館とは雰囲気が違っていて、絵の前に数十人のこどもたちを座らせて先生が解説をしている。おそらく近所の小学校の授業を行っているのだろう。別の展示室では親子が絵の前に座って絵について話し合っている。
こどものころから身近に質の高い文化があふれ、いつでも触れられる環境にあるようだ。でも、母親も絵について語れないといけない。それも大変かも。
床屋にて
2015.06.22 月曜日 12:59
事務所から徒歩10秒の床屋に行った。
地元密着の昔ながらの店だ。父親ぐらいの歳の店員が数名。
希望の仕上がりにしてもらうためには、どうしても毎回超えなければならないハードルが大きく二つある。
まずは作業中盤のもみあげの形状申告。
店の定義で「普通」「自然」があるようだ。「もみあげは普通でいいですね。」とボソボソと言われて、流れで「はい」と答えると、もみあげ途中でパツッと切られてしまう。切られたくなければ「自然」と言わねばならない。「普通」の定義の個人差が生む悲劇である。
二つ目は最終段階の整髪料散布停止申告。
シャンプーが終わり上体を上げた直後、視界が完全に回復していない状況の一瞬のすきに整髪料が散布される。それが祖父の家でしか見たことのないボトルで、年齢的に受け入れがたい香りがする。それを断るにはシャンプー中からそのタイミングを準備する必要がある。
そんな店に2年近く通っているのである。